この本をぜひ|「共感ベース思考」森朝奈 著 おすすめ本

この本をぜひ

最近、面白いYouTube見つけたんだ。

どんなのや?

「魚屋の森さん」っていうチャンネルなんだけど、魚の捌く姿がかっこいいし、魚料理がすごく美味しそうで、つい魚を買ってきたくなるようなコンテンツなんだ。

魚!
それはぜひ見てみたいな。

いろいろな人とコラボもしていて、見入っちゃうよ。
本も出しているから、それも紹介するよ。

この本をぜひ

ということで、今回は魚屋さんが書いた本を紹介します。

魚屋の森さん

著者の森さんは、愛知県にある魚屋さんの常務取締役です。

「魚屋の森さん」というYouTubeチャンネルで、魚の捌き方や漁業について、非常にわかりやすく解説してくれています。

魚屋の森さん
こんにちは!魚屋の森ですϵ( 'Θ' )϶名古屋で鮮魚卸業を約40年営んでいる寿商店の二代目として働いています。捌いて欲しいお魚や、魚にまつわるみんなのギモンや知りたいこと、やって欲しい企画などありましたらコメントで知らせてもらえると嬉しいです🐡-----------★お問い合わせ/取材先kimittsu.media@...

そんな森さんは過去はIT企業に就職して、Eコマースを学んだ後、その知識を家業の魚屋に活かし、ビジネスを盛り上げていきます。

その過程で学んだことを一冊の本にまとめているのが本書です。
魚料理のレシピもついていて、とてもおかいどくです!

ポイント

「知ってほしい」が付加価値を生む

なぜ、YouTubeで発信をしているのか。

それは、魚を捌く料理人の作業、おせちの仕込み、商品の開発プロセスなど、裏方の仕事を知ってもらうことで、作り手への共感が生まれ、付加価値が生まれる。

アクティブユーザーを大事に

SNSはフォロワーよりも、いかに想いを共有できるかが大事。

提供する価値に共感してくれるユーザーと出会い、信頼関係を築く。

共感してくれたユーザーは口コミを投稿してくれたり、広げてくれる。

自分の答えを正解にしていく

家業の魚屋さんのIT化を進めようとした時、社内からかなりの反対にあったそうです。

しかし、諦めずに説得し、IT導入を進めていきました。

自身もうまくいくかどうか不安はあったそうですが、結果的にIT化により仕事の効率化、売り上げにもつながったそうです。

大事なのは正解を選ぶことではなく、自分の選んだものを正解にしていくこと。

読後感想

読んでいて、すごく賢い人だなと思いました。

家業を継ぐために、前職でITを学び、それを活用していくことは簡単なことではなかったと思いますが、推し進めていく推進力が素晴らしいと思いました。

その達成の裏には、大変な努力と、何より、人に共感を得ることを大事にしてきた結果なんだと思いました。

YouTubeを見ていると、魚って面白いな、魚料理美味しそうだなと思うので、こういう共感が輪を広げ、盛り上がっていくんだなと学びました。

ぜひ、読んでみてください!

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