この本をぜひ|「エミリの小さな包丁」森沢明夫 著 おすすめ小説

この本をぜひ

最近、ある挑戦をしたんだけど、ことごとく失敗して、元気がないな...

なんや、珍しいな。
そんな時はゆっくり本でも読みぃな

そうだね。
なんか、良いのある?

落ち込んでるお前にぴったりなん、あるわ。
これ読んだらきっと、また頑張ろうと思える、エールの本や。

この本をぜひ

ということで、今回は元気がもらえて、よしまた明日からも頑張ろうと思える、そんな本を紹介します。

著者について

森沢さんは元々ライターとして活躍されていました。

その後、小説も書かれて、「あなたへ」では高倉健さんが主演で映画化、「夏美のホタル」では有村架純さん主演で映画化され、とても売れている作家さんです。

最近発売された「プロだけが知っている小説の書き方」という小説の指南書も出版されて売れに売れています。

あらすじ

”恋人に騙され、仕事もお金も居場所さえも失った25歳のエミリ。15年ぶりに再会した祖父の家に逃げ込んだものの、寂れた田舎の海辺の暮らしに馴染めない。そんな傷だらけのエミリの心を救ったのは祖父の手料理と町の人々の優しさだった。カサゴの味噌汁、サバの炊かず飯。家族と食卓を囲むというふつうの幸せに触れるうちに、エミリにも小さな変化が起こり始め…胃袋からじんわり癒やされる、心の再生を描いた感動作!”

Amazon 商品紹介ページより

このあらすじからもわかるように、主人公エミリの”再生”の物語が見どころで、とても勇気をくれます。

読後感想

ちょうど、あるチャレンジをして失敗し、落ち込んでいた時に読んだ本で、元気をもらえました。

おじいちゃんから発される言葉がとても響いて、付箋を貼りまくりました。

その言葉を読んでいるうちに、少しずつ、エネルギーが溜まってくるような感覚になります。

そして、おじいちゃんの言葉も良いんですが、ストーリーの中に出てくるご飯がとにかく美味しそうなんです。
読んでいるとつい、口の中に涎が充満するような、美味しそうな描写がたまりません。

美味しいご飯を食べると、体力が回復した感じになりますが、きっとエミリもそうだったんだろうなと思います。

おじいちゃんの言葉と絶対に食べたいと思える料理を堪能してください。

ではまた。

コメント